HOME > 一般診療

一般診療

突発的な皮膚トラブルも慢性疾患もお任せください

当院では、にきび、アトピー性皮膚炎、水虫、円形脱毛症、イボ、粉瘤等の良性腫瘍、火傷、虫刺されなど、あらゆる皮膚疾患に対応しています。一般的な外用・内服治療のほか、液体窒素による冷凍凝固、局所麻酔下での皮膚腫瘍摘出手術も保険診療の適用となります。
下記に、保険診療のうち症例が多い皮膚疾患について解説いたします。

にきび

にきび

にきびは、できているそのときも憂鬱なものですが、悪化させて痕が残ってしまうと後々も悩みの種となります。
当院では、思春期ニキビは特に、「将来痕に残らないように」という考えのもとに、こじらせる前の早期治療をおすすめしています。

にきびの原因は3つに大別され、その原因別に治療を行います。また、にきび対策には毎日の洗顔や食生活、体調管理も重要となるため、生活習慣に関するアドバイスも併せて行なっています。

皮脂の過剰分泌
思春期から20代前半にかけては、男女ともに男性ホルモンの分泌が増え、皮脂の分泌が増えます。脂肪や炭水化物、糖分が多すぎる食品を取ることも皮脂の過剰分泌の原因となります。
治療

ビタミンB2・B6の内服、食生活の改善、ホルモン療法など

毛穴のつまり
毎日使うファンデーションにより、女性は特に毛穴が角化して詰まりやすくなります。
毛穴が詰まることで、にきびの初期病変である面皰(めんほう)が形成されます。
治療

洗顔、切開・圧出、ケミカルピーリングなど

アクネ桿菌の増殖
アクネ桿菌(P. acnes)は毛穴の常在菌ですが、遊離脂肪酸を産生して面皰形成を促進するだけでなく、炎症を引き起こして膿疱を形成します。
治療

抗生剤、体調管理

当院ではこれらの治療に加え、にきび痕でお困りの方には、にきび痕を改善させるケミカルピーリングやビタミンC誘導体などを組み合わせ、患者さま一人ひとりの症状にもっとも効果的な治療法を提案しております。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、かゆみと闘う患者さまご本人はもちろん、小さなお子さまの場合は特に保護者の方の精神的なストレスは相当なものがあるとお察しします。

生後2~3カ月頃に顔面の湿疹として始まり、徐々に四肢(特に肘・膝の内側)へと広がるのが典型ですが、10歳頃に軽快する人が多く、その後、思春期以降に再燃した場合でも、中高年までには軽快する人がほとんどで、決して一生涯治らない難病ではありません。

当院では、患者さまの症状や生活環境、ご希望を考慮した上でステロイド外用剤の使用不使用を決め、状態に合わせて炎症を抑える治療法を組み合わせています。アトピー性皮膚炎の治療においては、定期的な受診と、医師と相談しながら治療を「継続する」ことが大切です。

皮膚バリアー機能の低下
治療

スキンケアにより皮膚バリアー機能を改善。皮膚に生じた細かい傷をワセリンや亜鉛華軟膏でふさぎ、抗原の侵入を防ぐ

アレルギー素因
治療

抗原を特定し、できる限り除去・回避を行う。幼少時は卵白・牛乳・小麦などに対する食物アレルギー、それ以降はハウスダストや花粉・カビ・動物の上皮などの浮遊抗原に注意する

精神的・肉体的ストレスによる掻き破りの繰り返し
治療

症状を悪化させる掻き傷をコントロール。抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤内服で、痒みを感じにくくするとともに、ステロイド外用剤などで炎症を抑制

ステロイド外用剤について
ステロイド外用剤について

ステロイド外用剤の使用については、副作用を心配される方も多いかと思います。
治療が長期間にわたるアトピー性皮膚炎では、本来はステロイド外用剤に頼らず、毎日のスキンケアや抗原の除去で改善を図るのが理想です。しかし、ほとんどの方には仕事や家事育児など治療以外の日常生活があり、身体の状態や食生活、生活環境を厳しく管理し続けるのは現実的には難しいでしょう。

そこで当院では、症状を常によい状態にコントロールするために、そのメリットと副作用を十分にご説明して納得していただいた上でステロイド外用剤を使用しています。

「皮膚が薄くなる」「毛細血管が広がって見える」「にきびや水虫などの感染症が悪化する」など、よくいわれる副作用は、ステロイド外用剤の強力な抗炎症作用が、炎症のみならず皮膚の細胞の増殖をも抑えてしまうために起こる副作用です。
血液中に入るステロイドホルモンの量が少ない外用剤では内服のような、「顔が丸くなる」「糖尿病になる」「骨がもろくなる」といった全身的なステロイドの副作用は、ほとんど心配ありません。

水虫

水虫

水虫は、自己判断で水虫と思い込み、手軽に購入できる市販薬等を塗り続けた結果、かえって悪化させている方も多くいらっしゃいます。早めに専門医の診断を受けることが大切です。

水虫が治りにくいといわれるのは、症状が少しよくなると外用薬を塗るのをやめてしまう方が多いためでしょう。専門医の指示通り、効果が高い抗真菌剤を約1~2カ月外用すれば、高い確率で完治する病気です。

一方、爪水虫など外用薬では治りにくい水虫や外用薬で効果が上がらない頑固な水虫に対しては、内服薬による治療を行ないます。内服薬を服用する場合は事前に検査が必要となりますが、近年の新しい内服薬は服用期間が短縮され、使いやすくなっています。

水虫は、いったん治癒しても再感染・再発するケースが多くあります。家庭内でもバスマットなどの共用を避け、毎晩、足を指の間まで丁寧に洗い、その日に付着した白癬菌を洗い流すことを心がけてください。

帯状疱疹

帯状疱疹

帯状疱疹はヘルペスウイルスの一種である水ぼうそうウイルスが引き起こす病気で、最初、皮膚がチクチクと痛み、痛みを感じた場所に赤い発疹ができ、数日後に水疱ができます。子どもの頃に水ぼうそうにかかっても、このウイルスは神経節に潜んでいて、体の抵抗力が落ちてくると目覚めて増殖を始めます。

ウイルスは神経を伝わって広がっていくため、痛みや発疹が神経に沿って帯のように、左右どちらかに見られるのが特徴です。神経を傷つけるため神経痛を引き起こし、特に高齢者では激しい痛みが持続することがあります。

当院では、ヘルペスウイルスに特異的に効く抗ウイルス剤の内服薬を処方いたしますが、帯状疱疹の原因は心身の疲れによる抵抗力の低下ですから、安静にして栄養を取り、ゆっくり休むことがもっとも大切です。神経痛に対しては鎮痛剤を処方しますが、治まらないときにはペインクリニックをご紹介します。

虫刺され

虫刺され

虫刺されは、虫の種類や刺された人の体質によって重篤になることもあり、軽視できない皮膚トラブルです。

特にダニ類は、ライム病やツツガムシ病などを媒介することがあるため、虫に刺された10日程後に発熱や紅斑が見られたら、必ず病院を受診しましょう。
また、蜂も複数回刺されると、アレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こすことがあります。吐き気、血圧降下、呼吸困難、意識消失などの全身症状が起こったときは、急いで病院に行くことが必要です。

蚊などの軽い虫刺されでも、掻き破ってしまうと「とびひ」などの二次感染を引き起こすことがあります。早目に虫刺され薬を塗る、腫れがひどい場合は冷やすなど、特にお子さまにはきちんとした処置が大切です。